懐かしさと、

久々に、地元に帰ってきた
母の命日に
墓参りに

バス停から家までの
懐かしい道のり
いろんな意味で、子供の頃とは
視点が違うし
なくなった建物や
見慣れないお店もあったけど
確かに自分が育った場所だ

絶対に忘れまいと心に決めた
昔の、悲しい思い出

もしかしたら、
もしかしたら自分の勘違いで
全部ただのすれ違いで
ボタンのかけ違いで
自分は幸せだったのかもしれない

でも今更
どうなると言うのだろう

自分はどこで間違えたのか
もしくは
間違っていないのか
だんだんわからなくなってきた

でも、過去に思いを巡らせても
何も変えられなかった

だったらもう
前だけをみて生きていきたい